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えふたブログ

「えふたらぼ」管理人T-FTA(てぃー・えふた)のブログです。 普段思ったことを、思考整理も兼ねて、ただただつらつらと書き連ねます。またライティング練習のため、たまに英語でブログを書きます。 I'm a Japanese who learns English. In order to improve my English skill, I've decided to write blogs in English. I sometimes make mistakes such as writing wrong words or choosing incorrect grammar. If you find those mistakes, please be kind and accept it(^_^). Thank you.

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たぶん夜明け前が一番暗いのだ

僕の人生には停滞期もあって(まあ率直に言うと"うつ"だ)、その時はそれはそれは苦しみに苦しみ抜いた。精神的にやられて、しかも仕事が続けられないわけだから、経済苦も同時に襲ってくる。そりゃあ苦しくないわけがない。
僕は幸い周囲の人に恵まれていたので良かったが、そんな状態で孤立無援になったら死にたくもなってくる。

で、そんな「学校を卒業して良い会社に就職して、経験を積んでステップアップして…」なんて順風満帆なコースから外れた僕は、その時期に色々な人に出会った。
世の中は広い。表になかなか出ないだけで、面白い人は世界にも、もちろん日本にもたくさんいる。

僕が特に印象に残っている人は、40歳を過ぎてから海外移住をした人だ。日本では仕事等がなかなか続けられず苦労された方だが、こつこつと腕を磨き、自分の食い扶持を自分で稼げるようになり、今は日本を離れ、自分が暮らしやすい国で暮らしている。
今でこそ、そのような生き方をしている人も多いことを知っているが、停滞期当時の僕にとってはあまりにも衝撃的で、それはもうびっくり仰天したものだ。正解とされる生き方は一つではないという、今の僕には当たり前となった価値観を教えてくれた。

他にも、会社を辞めて経営者になった方とも出会ったし(※2022年現在もその人は元気!)、"うつ"になったからこそ見えてきたものは、たくさんある。

で、その停滞期から徐々に復活して、僕が形成していった価値観は

「死ぬ前に『まあ色々あったけど、俺、別に後悔してねえし、俺の人生、ちゃんと生きたぜ!』って言えればそれでいいんじゃねえの?」

ということだ。
このバカでかい地球に70億人以上の人間がいるわけで、自分一人なんてどうあがいても米粒みたいなもんだ。深く考えるのも面倒だし、じゃあもっと気楽に日々を楽しんでいこうぜってこと。

もちろんそこまで簡単に割り切れることではないことは痛いほどよくわかるし、僕ももしかするとまた大きな停滞期を経験するかもしれないけど、夜明け前が一番暗いという事実("事実"と言って差し支えないと思う)を胸に抱き、人生を悔いなく生きたいものだね。
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人間は本人に向いていることをやらないといずれ病むかもな、と思う話

僕はゲーム制作をしている期間はわりと長く、長くやっていればたまにスランプはある。だけど筆を折ったり…とか、そこまで激しいものになったことはない。

Twitterのタイムラインを見ていると、自分が創作する意味が分からなくなったり、膨大な時間をかけてゲ制したことに対して虚無感を感じてしまう人をたまに見かける。
僕の体感だけど、そういう人は「承認欲求」が強めな人が多いかもしれない。

別に虚しさや絶望感を感じている人がダメというわけではないし、他者からの承認が欲しい人を僕は否定する気は全くないのだけど(というか人それぞれ価値観が違うので良いも悪いもなく、僕は他人の価値観にそこまで執拗な興味がわかない。それぞれが自分の思考を大事にして生きたらいいと思っているので。)、承認欲求が強いと、どうしても「他人に振り回される」人生にはなりそう。

この働きがプラスとなれば、社会的地位やら何やらを求めてパワーが出せるかもしれないけど、ひとたびマイナス方向に働けば、他人の評価に振り回されて、自分が本当は何を望んでいるかが分からなくなってしまう。混乱してしまう。パニックになってしまう。
で、ストレスを抱えて病む。

心が折れそうになったり充実感を感じられなくなった人は、いったん深呼吸して、自分の心の在り方を再確認する時間を長めにとった方がよいかもしれないですね。ノートに不安なことや改善したら自分が楽しくなるようなことを書き出してみるとか、可視化するとけっこう有効ですね。
「急がば回れ」で、一見無駄とも思える内省の時間が後で活きてくることも多いですからねえ。

僕がつくづく思うのは、人間は本人が向いていることをやらないと相性の良い人に出会いにくかったり、ウツになったりしやすいなということ。言い換えれば「死」の方向に加速するということ。
本人の性質に合わないことをやっている人は、ストレスで白髪が増えたり肌が荒れたりして、実年齢より老けて見えることが多いですね…あれも「老化スピードが早い=急速に死に向かっている」とも言えるかも。

「承認欲求」強めな人・欲しい人で他人の価値観にどうしても振り回されてしまっている人は、思い切ってそれを手放してみると、意外と簡単に欲しかったものが手に入るかもしれないですね。執着するから、相手は離れていく。手放すと、向こうからやってくる。

そういえば100歳以上まで生きた僕のばーちゃんも、晩年は執着のなかった人だったと思う。80歳くらいのとき「もう十分生きたから、いつお迎えが来てもいいんだよ」と笑顔で言っていたのを記憶していますが、それから20年も元気に生きた。認知症にもならずに。
「死」を恐れるあまり「生」がスポイルされてしまうのではなく、「生への執着」を手放したがゆえに、尋常ならざる生命力で晩節を汚さず生きたのかもしれないですね。

自分を縛っている何かへの執着を手放すと、自分が本来持っている生命力が湧いてきて、たくましく生きられるようになりそうだ。

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個人ゲーム制作者です。
主にUnityとRPGMakerを使用してRPGを制作・販売しています。

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